俺のパチンコ・スロット人生 #5 ~絶対に笑ってはいけないパチンコ店

 

パチンコ店の閉店が目に見えて顕著になってきたと最近感じる。自宅周辺(徒歩15分圏内)で直近5年間7店舗が姿を消した…その内コロナ禍最中に閉店したのは3店舗である。

(自宅周辺にパチンコ店が在りすぎる🤩)

 

中には高稼働を誇る人気店が1年前に閉店したのはビックリした。これは今後もコロナ禍は長期化すると見込んで資金がある内に閉店したのだと私はみている…

 

こんな身近にあるホールが次々に閉店しているのだから全国的にこれから、どんどん閉店が続くのだろう…

 

このような現実を目にしていると益々、昔のパチンコは良かったな~と思ってしまう今日この頃…

 

そう感じながら「俺のパチンコ・スロット人生」第5話をお送りします。

過去の話を見逃してしまった方はコチラ

 

俺のパチンコ・スロット人生 カテゴリーの記事一覧 - 借金は友達

18歳パチンコ店員デビュー 身だしなみに厳しいホール

身だしなみに厳しいパチンコ店

当時パチンコ店員と言えばパンチパーマや襟足伸ばした髪型に島端でタバコを吸いながらのホールがまだまだあった。例えるならば「特攻の拓」の「武丸」や「ろくでなしBLUES」の「鬼塚」がホールを巡回しているのだ。

 

恐いよね…

 

しかし私が就職したホールはとても厳しいところだった…男性の身だしなみは

  • 頭髪は黒
  • 前髪は眉毛にかかってはいけない
  • 髪が耳にかかってはいけない
  • 爪は短く

以上の状態が朝礼時に違反していれば主任に強制的に近くの理髪店に連行される。しかしその時の料金は発生しなかった…めちゃくちゃ怒られるがホール内では雲の上の存在「主任」と言葉を交わせる機会ができ嬉しくもあったし無料で散髪出来てラッキーと私は捉えていた。

 

因みにそこの理髪店はホールの常連達の長であった。理髪店を営みながら金魚を育てていた。ただの金魚ではない、1匹30万~50万するらしい。それが無数にいる。見た目はヤクザそのものだが、とても私に優しくしてくれた。この時に人は見た目で判断してはいけない事を学んだ。

恐怖の朝礼

長い朝礼

ここの出勤時間は8:00。これが当たり前だと当時は思っていたが後に業界を渡り歩いた経験からすると一般従業員が8:00に出勤するのは早い。

 

まず朝礼が異常に長かった…スムーズにいけば30分で終了する。それでも長い…どんな朝礼だったのか…

 

まずは点呼を一人ずつとる&社訓を一人ずつ絶叫&本日の目標を披露するのだが…大声ではなく叫ぶことになる。主任が限界の声で返事しているなと感じるまで延々と名前を呼んでくる。絶対に1回では終わらない…入社した早々の私にはそれが理解出来ていなかったので初めから限界突破の叫びで点呼に応じていたので苦しかった。

 

のちに調整の仕方を自分で考え初回の点呼では顔で限界の表情を作りながら絶妙に声量を抑え徐々に上げていき身体を前後に動かしながら叫ぶと3回目でOKが出るような調整が出来るようになったのだ。この時にズル賢さを学んだのである。

 

この朝礼が原因で入社1日ではなく朝礼後に辞めていく人間も沢山いた。私はこのようなノリは嫌いではなかったので厳しいながらも楽しめたのでした。

 

こうして朝礼が終わった頃には身体が熱くなってきて一気に目が覚めるのですが開店前に疲れている状態になっているのです。昭和の応援団みたいな感じの朝礼でした。

おまけ

笑顔NG

朝礼の話をしたので終礼のお話も…

終礼には点呼はありませんでした。人事考課というものがあり、一人ずつ書類を渡されるのですが、そこには今日の自分の仕事ぶりを出来たか出来なかったかを採点し主任に渡します。お互いの評価をして人事考課だと思うですが…

 

そして自分の採点と主任の採点を比べて完全に一致していれば「お疲れ様でした~」と帰ることが許されます。

 

まず完全に一致することなんて絶対にありませんでした。主任からあれやこれや言われ次の日には改善しろと指導されます。

 

毎日毎日ほぼ怒られます。でも面白いことに役職者も勤続年数が長い人でも毎日毎日怒られていました。みんな平等に怒られていました。えこひいきは一切なくみんな怒られているので私は不思議と暗い気持ちにならずにいられました。

 

おまけのおまけなんですがこのホールのルールで「笑顔」は禁止だったのです🤩現代のホールでは接客として気持ち悪い笑顔が当たり前になっていますが当時働いていたホールでは「客をバカにする行為」「目の前で金が動いている現場で店員が笑顔を見せるのはダメ」「客と店員が笑顔で会話していると周囲の客は不正を疑う」という姿勢でした。

 

ちなみに客との会話も禁止でした。しかしホール経験者なら分かると思いますが客から話し掛けられる事は多い状況なので会話禁止と言われても無理があります。しかしそんな状況を主任に発見されると店内マイクで『○○(名前)!事務所にこい!』って店内に響き渡る状況になります。インカムのない時代では店内マイクで怒られていた私でした…

次回予告

今となっては人生で初めて働いたホールが1番楽しかったと思っています。厳しい中で少しでも楽をしようと考えていた18歳の私。

 

この後も初めて就職したパチンコ店での物語を連載していきますので宜しくお願い致します。